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前回の理論編で展開したVirtualServer2005でのゲストNAT(NAPT)接続について、どうせ全く同じことなのでWindowsServer2008R2+Hyper-Vの環境でやってみた。
まあ、WindowsServer2003+VirtualServer2005での環境がちょっとすぐに用意できなかったからともいう。
 
ちなみに用語がめんどくさいので、以降親パーティション=ホスト、仮想はゲストで。
 
 

要点をさっとおさらい

実践編はほぼ作業手順になっちゃうので要点だけおさらい。

  1. ホストにLoopBackAdapterを追加、ゲストとはそれで接続しローカルネットワークを形成
  2.  

  3. ホストにRRASをインストール、ルータとしてセットアップ
  4.  

  5. 物理NICを外部用、LoopBackを内部用にルーティング+NAPTで完成
  6.  

 

ではやってしまおう。
 
 

ホストの準備

RRASをインストールする、役割追加の「ネットワークポリシーとアクセスサービス」から。
 

画像:RRASの役割追加

画像:RRASの役割追加


 
 

LoopBackAdapterをインストールする、2003ならハードウェア追加と削除、2008はデバイスマネージャの「操作」からレガシハードウェアの追加(※PCを選んでないと出てこない)をする。
 

画像:LoopBackAdapter追加

画像:LoopBackAdapter追加


 

追加できたらIPアドレスを振っておく、あくまでプライベートネットワーク用なので、外用とサブネットが被らないように。
 

画像:内部ネットワークのゲートウェイ

画像:内部ネットワークのゲートウェイ


 
 

ゲストが使うネットワークの設定

Hyper-V管理から、LoopBackAdapterを外部ネットワークとして構成する。
※これはVirtualServer2005でも出来るように合わせているだけで、Hyper-Vなら多分LoopBackの代わりは最初からついておりそちらを使ってもOK。
 

画像:仮想ネットワーク追加

画像:仮想ネットワーク追加


 

じゃあゲストにさっきのLoopBackをあてがおう。
 

画像:ゲストが使うNIC選択

画像:ゲストが使うNIC選択


 

ゲストの準備はこれでいいので、起動しておこう。
 
 

ゲスト⇔ホスト間の疎通を確認する

ゲストを起動し、ホストでLoopBackに当てたサブネットで適当なIPアドレスを振り、通信できるか試してみる。
 

PINGを打ったらFireWall切リ忘れで応答無かったので、telnet80 で疎通確認、OK。
 

画像:内部疎通確認

画像:内部疎通確認


 

では外部にPingが飛ばないことを確認しておく、現段階ではwww.google.comにpingを送ることが出来ない。
 

画像:届かないPING

画像:届かないPING


 

あとはマスカレードするだけだ。
 
 

RRASにNAPT付きルータのセットアップ

ホストに戻ってルーティング。
ウィザードで超簡単、2003だとどうだったかな?ウィザード無くても簡単には違いないが。
 

まずNATをえらんで、
 

画像:RRASその1

画像:RRASその1


 

最初にインターネットにつながっている側のインターフェイスを選択する。
LoopBackじゃないほうね。
 

画像:RRASその2

画像:RRASその2


 

次に内部のネットワークに接続されたインターフェイス、ここではもちろんLoopbackを選択と。
 

画像:RRASその3

画像:RRASその3


 

そのあと内部的にDHCPを有効にするか聞かれる。正直どっちでもいいがDHCPのほうがちょっと楽かな。。
 

画像:RRASその4

画像:RRASその4


 

以上でRRASがルータになった、ちょっと見てみよう。
 

画像:RRASセットアップ完了

画像:RRASセットアップ完了


 
まあ状況が判るくらいだけど。
 
 

ゲストよNATで出て行こう

さあ、仮設DHCPを有効にしたので、早速ゲストからrenew、DHCP discover だ。
 

写真:ゲストにIPアドレス自動付与

写真:ゲストにIPアドレス自動付与


 
IPもらえたー、これはまさにVirtulaPCでやるときのNATモード
 
 

ではGoogleにPING、
 

画像:届くPING

画像:届くPING


 
OK.
 

ちなみにデフォだと名前解決できなかったな、FireWallかなあ。
面倒なのでDNSだけ手動で入力。
 

で、WEBへ。
 

画像:幾重ものWindowに囲まれ、WEB表示

画像:幾重ものWindowに囲まれ、WEB表示


 
 

はいお粗末さまでしたー
 
 

おわりに

RRASはServer向けのWindowsにしかついてないかと思いきや、ちゃんとクライアントのXPやらにも付いている。
ただGUIがなくて、netshで頑張って設定しなきゃならないみたいだが。。
 
 

さてこれでIPが一個ありゃゲストの面倒はなんとかなるというのが確認できた。
ポートフォワードも出来るのでサーバとしての役割もバッチリ。
 

で、それだけでなく、グローバルIPの付与はホストに全部やって必要ポートだけゲストに渡す、という考え方もあるんだよね。
IPフィルタの一元管理、トラフィックのモニタリングと結構使いでがあったり。
 
 

この記事ではHyper-Vでやっちゃったけど、構成を理解すればVirtualServer2005でも同じことが出来るはずなので是非やってみよう。
 

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